同じ悩みを持つみなさんに、少しでも参考にして頂ければ幸いです。
糖尿病性神経障害
糖尿病の3大合併症のうちの1つに、糖尿病性神経障害があります。
3大合併症中でも、発症の頻度が一番高いと言われており、糖尿の患者の約3分の1くらいは、何らかの神経障害を経験すると言われています。
■原因
体中に張り巡らされている神経も、他の筋肉や脳、内臓などの細胞と同じく、血液によって必要な栄養をもらっています。しかし、高血糖になったドロドロの血液は、神経に栄養を伝える毛細血管の中をうまく流れることができないため、その先の神経は必要な栄養をもらうことができず、正常な機能を果たせなくなります。
・血糖が高くなることで、余分な物質であるソルビトールが神経細胞に溜まるため
・血液の流れが悪くなり、神経に栄養がいかなくなるため
■症状
手足のしびれ、痛み、手足が冷たく感じる、ほてった感じがする
足の裏が皮を被ったように感じる。、虫が這っているような感じ、
痛みを感じない、触ってもわからない
胃のもたれ、立ちくらみ、立ち上がれい、階段が上れない、排尿困難、インポテンツ
■末梢神経障害
高血糖が続くと、痛みや温度を感ずるである知覚神経に障害が現れてきます。
左右対称に出現してくるのが特徴です。しびれ、痛み、虫が這っているような知覚異常などがあり、怪我や火傷をしても気付くのが遅れ、そこが化膿して壊疽(えそ)を起こしてしまうと、重大な合併症を招くこともあります。
最悪の場合は、手足の切断をするしかなってしまいます。手足をよく観察し、外傷や水虫がないかどうかチェックすることが重要です。
■自律神経障害
自律神経は、心臓、肺、胃、腸など、全ての内臓や、内分泌腺、汗腺、唾液腺などにあり、自分で意識することなく生体を維持するのに必要な機能を担っています。
呼吸、循環、物質代謝、体温調節、消化、分泌、生殖など、無意識に行われている機能のことです。
自律神経に障害が生ずると、障害の発生した部位により、胃のもたれ、排尿困難、インポテンツなど、様々な症状が出現します。
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